ハイドロキノンの問題点

ハイドロキノンは世界的に愛用者が多い肌の漂白成分で、あらゆる国であらゆる使われ方をしています。
国によって濃度の法律があったり、取り扱いも違いますから、体質のことを考えても自国の法律に従うことが大切だと言えるでしょう。
不安な場合はとにかく濃度に注意すること。
日本の厚生労働省が推奨している、一般化粧品配合の2%程度であれば、おそらく問題が起きる可能性は非常に低いと言えます。


ハイドロキノンは、純ハイドロキノンと安定化されたハイドロキノンとがあり、安定化されたハイドロキノンが開発されたことで日本でも規制緩和となり、一般の化粧品にも配合されるようになりました。
ハイドロキノンは自身が酸素と結びついて酸化することで、相手を還元する強い作用があります。
そのため、放置していると1ヶ月もしないうちに茶褐色に変色してしまい、とても刺激の強い成分を生み出してしまうために保管にも注意が必要です。


安定化されたハイドロキノンは、純粋なハイドロキノンと他の成分が組み合わされた物質です。
そうした意味では、安定型ハイドロキノンを5%配合した、と明示してあっても、純ハイドロキノンの含有量はもっと低いことになります。
おおむね、安定型ハイドロキノンの中の約30%程度が純粋なハイドロキノンの量だと言われていますので、例えば上記の例で言えば純粋なハイドロキノン量は1.5%程度ということになります。

もっとも、純粋なハイドロキノンは非常に不安定な成分で、すぐに変質してしまったり、非常に強い刺激があったりするために、濃度の高いものは今でも医師でなければ処方することは出来ません。

アメリカでも純粋なハイドロキノンは配合限度は2%だという評価になっており、2.1%からは医薬品です。
ヨーロッパ諸国や南アフリカ、シンガポール、韓国は医薬品扱いです。
南アフリカではハイドロキノンで褐色変性が多発し、大きな薬害問題にもなったために化粧品への配合は禁止されています。